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英語長文読解は単語推測がカギ

👇この記事の目次👇

 

知らない英単語が文章に出た場合

英語の長文問題において、文章の中に知らない単語があったらどうしますか?その時点で諦めてしまってはいませんか?

別の角度からの質問をします。なぜ出題者はそんな難しい単語が入った文章を読ませていると思いますか?ここでも出題者の気持ちを想像してみましょう。

howtopassk.hatenablog.com

出題者は「その単語の意味を知っているかどうか」をみたいのではありません。

「前後の文脈からその単語の意味を推測することができるかどうか」をみたいんです。つまり「その受験者はすぐに諦めないで、自分の知識を使って物事を多角的に考えることができるがくせいかどうか」を評価する試験なんです。

 

フロペッタの意味を答えよ

例えば「フロペッタ」という単語があったとします。こんな単語誰も知りません。今私が作った言葉なので。では次のような文章があればどうでしょう?

 

【私はフロペッタを見つけた。それは春の終わりの時期であった。夜の河原で自ら光を放ち飛び回るフロペッタを見て、日本の四季の移り変わりの素晴らしさを思い出した。】

 

適当に書いた文章ですが、フロペッタの意味が分かりましたか?たぶん分かりますよね。

 

そうです。ホタルです。

フロペッタという知らない単語が目に入った時点で文章を読むのを諦めてはいけません。そこで諦めるかどうかをチェックする試験なんですから。すぐに諦める人は大学だけでなく、社会から求められません。

 

必死に単語を覚える目的

もちろん単語推測をするためには最低限の単語は覚えておく必要があります。ホタルの文章でも、もし「光」という単語を知らなければ推測は難しいかもしれません。

だから単語をたくさん覚える必要があるんです。

 

大学受験のためには英単語を4,000〜6,000語覚える必要があると言われています。もちろんそれを覚えたかどうかを問う試験もあります。しかし難関国公立で問われるのは、覚えた単語を使って未知の1つの単語を導き出せるかを問う試験です。

そう考えると長文読解の面白みを感じてきませんか?

 

ちなみにホタルは英語でfireflyです。fire(炎)がfly(飛ぶ)ということですから、単語を見ただけで勘のいい人は推測できるかもしれませんね。