京大院卒研究職会社員の勉強にまつわる〇〇な話

このブログに書かれた勉強に関する経験や想いは全て実話である

このブログに書かれた経験は全て実話である

【全受験生の疑問】古文漢文は本当に学ぶ必要があるのか

👇この記事の目次👇

 

受験生の永遠の疑問 古文漢文の必要性

もしかするとこれは受験生にとっての永遠の疑問かもしれませんね

 

今使われていない言語を学ぶ必要ってあるのでしょうか?その言語を話せるようになっても誰もそれを話せる人が現代にはいないんです。

 

「数学なんか人生に必要ない」と言う人以上に「古文漢文なんか人生に必要ない」って言う人の方が多いかもしれませんね。

 

古文漢文はコミュニケーションツールか?

「言語」はあくまでコミュニケーションツールのひとつに過ぎません。目の前にいる人と意思疎通ができるのであれば、それが「言語」である必要はありません。

しかし古典漢文は言語でありながらそれを喋る機会はありません。古典の助動詞を覚えたところでそれをアウトプットとして使う機会は一生来ないのです。

当たり前のことですが

【次の文を古文に訳せ】

【次の文を漢文に訳せ】

こんな問題を私は見たことがありません。なぜならそんなことをする意味がないからです。

つまり古文や漢文は言語でありながらもはやコミュニケーションツールとしての役割は終わっています。

 

それでも古文漢文はやった方がいい

しかしコミュニケーションツールとしての役割を終えた言語を学ぶ必要がないかというと、そうではありません。

現在、地球上で英語を話す人は15億人ほどいるらしいです。英語を話すことができれば15億人と意思疎通が出来ると考えると学ぶ価値は十分にありそうですよね。一方、古文漢文は0人です。

しかし!「古文漢文を使っていた人」は桁違いに多いはずです、

そうです。古文漢文は現代人とのコミュニケーションツールではなく、この世界を作り上げてきた数多の偉人達とのコミュニケーションツールなのです。人は過去から学び、反省し次に活かし、発展し続けてきました。言語が変わってしまったという理由で学べなくなるのは人類にとって大きな損失になることは間違いありません。

だから学ぶのです。古文漢文を学ぶことによって古文漢文を学ぶ意味がさらに分かるはずです。

「俺、こんないいこと言ったのに1000年後の人には伝わらないのか。。。残念」

そんな過去の偉人の声が聞こえてきませんか?